ジャワ舞踊 at 茨木 |
先日、いつもお世話になっている茨木市のデジャヴさんで
ジャワ舞踊とガムラン演奏のライブがありました。
上品で、とっても素敵でした~

踊り子さんは、ジャワ島に留学されていて、少しの間
日本に戻られているのだそう。貴重な舞台を拝見できました!
そして、ガムラン演奏は、堺アセアンウィークにも参加されて
いたグループ♪やさしい音で、すごく癒されました。生演奏で
踊れるのは羨ましい限りです。
まずは、スラバヤ地方の女性舞踊。民衆のための舞踊で、
雨乞いなどの村の儀式で踊られていたのが始まりだそうです。
特徴は、白い靴下と、足につけられている鈴(ゴンセン)。
白い靴下は、オランダの植民地時代に、オランダ人が
履いている白い靴下にあこがれて、とか、白い肌にあこがれて、
という説があるそうです。ゴンセンは、日本の巫女さんのように
悪霊を祓って神を呼ぶためのものだそうです。

次の舞踊は、カンボジア舞踊でいうところの基本練習曲の
ようなもの。観客のために踊られることはほとんどないそうですが、
ジョグジャカルタの王宮舞踊を踊るための原点になるものだそうです。
自分の心と向き合い、自分を磨くための舞踊だそうです。
ずっと伏し目で踊る理由は、王様を直視するのは控えないといけない
からだそうです。バリ舞踊との違いを色々教えていただけましたが、
バリ舞踊は神様に捧げるものなので、目もしっかり開いています。
性質が異なって興味深いですね。
最後は、大阪万博のために作られたとても華やかな踊りです。
衣装も美しいですね。髪飾りがカンボジア舞踊のニョアニョアに
似てました~☆

店長が質問する機会を与えてくださり、オタク的かなぁと思い
つつも、どこの筋肉と連動させて頭を動かしているのか聞いてみた
ところ、カンボジア舞踊とは全然違うことが判明しました。
なんと、アゴを動かしているのだそうです!
そして、バリ舞踊は斜めにお尻を突き出しますが、(「腰の上に人が
座れるぐらいに反らしなさい」と言われるそうです!)ジャワ舞踊は、
脚はカンボジア舞踊の男役のように開き身体はまっすぐ棒の
ようにし、脚の筋肉をいっぱい使うそうです。そしてそのままだと倒れて
しまうので、アゴを動かしてバランスをとっているのだとか。身体を
まっすぐにしたままガタガタせずゆっくりなめらかに動くのって、すごい
難しそう~「流れ」を意識するのが大切なのだそうです。
(動き方の説明など、間違っていたらご指摘ください)
どちらかというと、カンボジア舞踊の身体の使い方はバリ舞踊に近い
のかな?でも、ゆっくり動くのはカンボジア舞踊と共通なので、
「わかるわかる~!」っていう部分も結構あり、楽しくお話させて
いただきました(^-^)案の定、後で「マニアックやなぁ」とツッコまれて
しまいましたが・・
踊り子さんはもうすぐジャワに戻られるそうです。現地でたくさんのことを
学ばれるんでしょうね。舞台を拝見して、とても刺激を受けた一日でした
